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MIMUKKO

なにげない日常を楽しく、シンプルに。

のど自慢の人間ドラマに心震える

のど自慢の魅力に、今更になって気付きました。
今の気持ちを無性に書きたくなったので綴っていきます。 f:id:mimuko77:20170425030020j:plain

のど自慢が嫌いだった

祖父はのど自慢が大好きでした。
毎週欠かさず観ていたので、一度だけ一緒に観たことがあります。 でも当時の私には何が面白いのかさっぱりわからなかった。

知らない人の歌を聴いてもつまんない、演歌わかんない、これ観てる時おじいちゃんは構ってくれない。のど自慢なんてきらい!

大好きな祖父を取られた気になり、それからのど自慢という番組を敬遠するようになりました。

亡き祖父を夢に見る

じゃあなぜ今回のど自慢を観ようと思ったかと言うと…亡くなった祖父が夢に出てきたからです。昔のように2人でテレビを観ている夢でした。

実はこの夢を見るまで、のど自慢のことすら忘れていました。嫌いだった事すらも。(笑)

そして目が覚めて思ったのです。今なら面白さを理解できるかもしれない。祖父の愛したものを私も愛せるかもと。

のど自慢に垣間見る人生

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私はどうやら盛大な勘違いをしていたようです。

のど自慢というからには「俺の歌をきけええええ!」という感じなのかと思っていました。
しかし出場者はみんな、自分自身や大切な人、愛する誰かのために歌っていたのです。選曲もその相手に伝えたい歌詞が入ったもの。
(例:独身男性の選曲「嫁に来ないか」)

歌の上手い下手は二の次。のど自慢の醍醐味は、インタビューから垣間見える出場者たちの人生と人間模様を感じることなのかもしれません。

では個人的に、特に心に響いた2人を紹介します。

92歳のおばあちゃん

のど自慢の熱狂的なファン。なんと50年間ずっと応募してきて、今回やっと念願が叶ったのだそう!

残念ながらサビの初めで鐘がなってしまい曲が停止。
にもかかわらず、無視してアカペラで最後まで歌い続けた。(笑)
最後には会場中から拍手喝采。のど自慢への愛と喜びが、あらゆる面から伝わってきて感動的でした。

インタビューも最高でした。
「念願ののど自慢、どうですか?」「冥土の土産になりました」
「いやあ~鐘が鳴っても歌い続けましたね~」「知らん」

すごく愛嬌とユーモア溢れるおばあちゃんでした。
願い続ければいつか叶う、素敵です。
特別賞受賞されました。よかったね!

愛妻家のおじいちゃん

入院中の奥様のために歌われました。

歌い終えた後のインタビューで感極まったのでしょう。
「○○ー!はやく元気になって帰ってきてくれー!」
涙を浮かべながらカメラに向かって叫ぶおじいちゃん。

彼が歌ったのは鳥羽一郎さんの「人生花暦」という曲でした。
夫婦愛の曲なのかな?と気になって歌詞を検索。

俺もお前も時代の中で 咲いて散りゆく運命(さだめ)の花よ
惚れたお前ととことん生きて 散ってゆくなら悔いはない

この歌詞を読んだ瞬間、またほろりと涙が出てきました。
ほんとうに愛し合ってないとこの曲は選べない。 

はやく奥様が回復し、また一緒に住めることを願います。

おわりに

のど自慢、面白いですね!

当時、祖父がどういう理由でこの番組が好きだったのかは今ではもう分かりません。しかし、今回思い切って観てみて本当によかったと思います。

30年近くかかりましたが、やっと祖父の好きだったものを私も好きになれました。不思議と心も軽やかです。

また来週も観ようかな!(笑)

ここまで読んでくださりありがとうございました*

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